翻訳と辞書
Words near each other
・ S-58 (航空機)
・ S-5ロケット弾
・ S-60 57mm対空機関砲
・ S-69 (航空機)
・ S-7 (機雷処分具)
・ S-75 (ミサイル)
・ S-76 (航空機)
・ S-80型潜水艦
・ S-8ロケット弾
・ S-92 (航空機)
S-99 (潜水艦)
・ S-A結節
・ S-Fマガジン
・ S-IV ロケット
・ S-N平面
・ S-N曲線
・ S-R理論
・ S-S 結合
・ S-m-n定理
・ S-アデノシル-L-ホモシステイン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

S-99 (潜水艦) : ミニ英和和英辞書
S-99 (潜水艦)[えす99]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

潜水 : [せんすい]
  1. (n,vs) diving 
潜水艦 : [せんすいかん]
 【名詞】 1. submarine 
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

S-99 (潜水艦) : ウィキペディア日本語版
S-99 (潜水艦)[えす99]

S-99 (Ĉ - 99)は、冷戦初期にソ連海軍が運用した潜水艦。617号計画によって開発された。実験的性格が強く、同型艦の建造は無い。
== 解説 ==
第二次世界大戦後、ドイツ第三帝国から収奪した26号計画の技術資料を参考に開発が進められる。水中高速性能の向上を意図し、多数の新機軸を導入した設計であり、大きい予備浮力、複殻式船体構造、非大気依存推進系統・ヴァルター機関の搭載、などが顕著な技術的特徴である。
1945年から1946年にかけて616計画として開発された。水中での速度は19ノットで10%の予備浮力の結果は良いが不十分と判定され、その後、1949年から1951年にかけてレニングラードで新計画に引き継がれた。
1951年から52年にかけて建造され、海洋での試験の後1956年に就役し、試験時には最大22ノット前後の水中速力を発揮した。これは当時のソビエトの潜水艦で最も高速だった。1956年から59年にかけて黒海艦隊に属していた。しかし、騒音が大きく、静粛性およびソナー能力に問題ありとされ、戦力化には至らなかった。就役後は、主にロモノソフを母港として活動していたが、1959年にタービン試験のために改修計画が立てられた。1959年5月、水深40から50mの潜航に成功したが水深80mで潜航時に過酸化水素が原因とみられる爆発事故が発生した。潜水艦は浮上し、予備電力で基地に帰還した。この事故の後、S-99は退役して解体された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「S-99 (潜水艦)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.